重度訪問介護の現場に入って、私が毎朝一番にやること。 それは「コーヒーを淹れること」です。
利用者さんが毎朝コーヒーを飲む習慣があるから、というのがもちろん一番の理由なんですが……正直に言うと、これは「私自身のため」でもあります(笑)。
朝一番のシフトや、天気がどんよりしている日は、どうしても頭が少しぼーっとしてしまうもの。そんな時、お湯を注いでコーヒーの香りがフワッと立ち上がると、「よし、今日も一日安全にケアをしよう!」と、プロのヘルパーとしてのスイッチがカチッと入るんです。
利用者さんがこの香りをどう感じているかは、本当のところは分かりません。でも、この「いつもの香り」が部屋に広がることで、空間全体に「今日もいつもの日常が始まったな」という穏やかなリズムが生まれるのは確かです。
ちなみに、コーヒーの香りには脳のリラックス効果を高める働きがあるそうです。私自身の緊張がこの香りでほぐれることが、結果的に心にゆとりを持った安全なケアに繋がっているのかもしれません。
重度訪問介護は、数時間から時にはもっと長く、利用者さんの生活に深く入り込む仕事です。だからこそ、最初から肩ひじを張りすぎるのではなく、一杯のコーヒーで自然体になり、1日をスタートさせる。
これが、長い時間を安全に過ごすための、私の大切なルーティンです。
さて、今日もコーヒーのスイッチが入りました。一日しっかりサポートしていきます!


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